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漢方薬とは?
自然界に存在する植物(草の根や木の皮)や動物、鉱物など、天然物をそのまま使う薬を生薬と言います。漢方薬とは、医師が漢方的な診察(腹診、脈診、舌診など)で体力の強弱や体質(証)などを判断し、数種類の生薬を組み合わせて処方する薬のことです。古代中国では、かぜや下痢、痛みなどの急性症状に対し、薬草を煎じて服用していました。これが漢方治療のはじまりです。

現代の漢方治療は、長い長い歴史の中で、大勢の医師、薬剤師たちの大変な努力とさまざまな経験、そして医学的理論を基礎に確立したものです。現在は生薬を煎じて服用することは少なくなり、主にエキス顆粒が用いられています。なお、ドクダミやゲンノショウコなど、1種類の生薬を言い伝えや伝承によって用いるものは民間薬とよばれます。

漢方薬には、煎じ薬、エキス顆粒、丸剤(丸い粒状になっているもの)があります。すべて形は違いますが、同じ漢方薬です。現在一般的に処方されているものは、煎じ薬とエキス顆粒です。煎じ薬とはその名のとおり生薬を煎じて服用するものです。たとえば、頑固な皮膚疾患によく用いられる消風散(しょうふうさん)は、12種類の生薬が調合されています。分量は古典に則りそれぞれの一日量が決められています。

エキス顆粒は、煎じて抽出した煎じ薬(液状)を濃縮加工し、スプレードライ工程という特殊な方法を経て、粉末状になったものです。

アネラ薬局の漢方薬
アネラ薬局では漢方煎じ薬を主に取り扱っています。エキス剤に比べて手間はかかりますがエキス剤より煎じ薬のほうが効果が高いと考えています。専用の漢方ミキサーでそれぞれの生薬を混ぜ合わせ、漢方専用の分包機を使って薬局内で調剤・分包しています。


また、漢方生薬の品質には特にこだわりを持っています。 産地や季節(収穫時期による品質の違い)、残留農薬などの安全性の確認、また、薬局での保存には細心の注意を払っています。